スギナ

このページでは、スギナの効能について調べています。

スギナ

スギナの特徴や効能を調査!

「スギナという野草名はあまりピンと来ない」という人でも、春先に顔を出す「つくし」の存在は知っていることと思います。そのつくしがどんな植物なのかを知っている人は、これまた数は多くないことと思われますが、実はつくしはスギナの「胞子茎」なのです。

スギナは春につくしを伸ばし、胞子を放出させた後で、全く様相の異なる茎と葉を伸ばします。その繁殖力は非常に強く、地域によっては「雑草」と認識されており「抜いても抜いても生えてくる」、と嫌がられることもあるほどです。

野草名 スギナ
学術名 Equisetum arvense
生育地 北半球の寒帯~暖帯
形態 多年草
その他の特徴 スギナの根は土中の深くまで広がるため「地獄草」という異名を持っています。このため、一度繁殖してしまうと、完全に駆除するのは難しいとされています。それだけ、生命力の強い植物であると言えそう。

その効能・効果

スギナには数多くの効果効能があると言われます。

まず、数多くの疾病を予防する効果が注目に値します。生活習慣病である高血圧や糖尿病、日本人の死因のトップであるがんの予防、さらに肝臓病や骨粗しょう症の予防にも役立つとされています。

また関節炎や通風、便秘、そしてアトピー性皮膚炎の改善にも効果効能を発揮すると考えられています。

出典元:強健ラボ http://maron49.com/679

「サポニンと効果と摂取量」より

スギナには、サポニンと呼ばれる成分が含まれているのですが、サポニンは非常にたくさんの効果を持っている成分です。

例えば、抗酸化作用があります。悪玉コレステロールを抑えるのにも効果的です。

それから、免疫力を向上させる働きについても見逃せません。免疫力が落ちてしまうとさまざまな病気のリスクが高くなりますが、サポニンは免疫機能をつかさどっていてナチュラルキラー細胞と呼ばれるリンパ球の1種を活性化させる働きがあるため、免疫力の向上効果が期待できるのです。

風邪をひきやすい方なども試してみてはどうでしょうか。

また、肥満を予防する働きも期待されています。これは、ブドウ糖と脂肪酸が合わさるのを防ぐ働きがあるためです。肥満はさまざまな病気のリスクを挙げてしまうので、健康的な体を目指したいのであれば肥満を予防することが大切。

血流を改善する効果もあるため、血液中に血栓ができるのを防ぐ働きも期待できます。

例えば、冷えの症状を感じている方も多いのではないでしょうか。

体が冷える大きな原因は血流の悪さにあるので、血流を改善すると冷え性もよくなります。

他にも肝機能を向上させたり、咳や痰などの症状を抑える働きがあるので、変更に効果的なサポニンをしっかり取り入れていきたいですね。

スギナ以外にはごぼうの皮や大豆類などに多く含まれている成分です。

参考: 公益財団法人長寿科学振興財団 健康長寿ネット:サポニンと効果と摂取量

「[Anti-atherosclerotic effect of soybean isofalvones and soyasaponins in diabetic rats].」より

糖尿病のラットに対しサポニンを与えた影響について調べた研究があります。

研究の中では、イソフラボンおよびソヤサポニンを含んでいる大豆植物を与えたところどのような変化があるのかを調べたのですが、糖尿病のラットをソヤサポニンを含んでいる飼料で育てたところ、他のグループに比べると有意に血中グルコース、アテローム指数、脂質過酸化が低下することがわかったのです。

これらは、糖尿病患者がソヤサポニンを取り入れた場合に血漿中のグルコースやテローム性指標、脂質過酸化といったものを抑制できる可能性があるということ。

血糖を有意に低下させることもわかったため、糖尿病および糖尿病関連アテローム性動脈硬化症といった病気にも有用であるのではないかと考えられています。

「ビタミンCの働きと1日の摂取量」より

スギナにはビタミンCも豊富に含まれています。ビタミンCは美容のためにも効果的な栄養素として知られていますが、健康的な体を維持するためにも欠かせない栄養素だといえるでしょう。

栄養素の中には体内で合成できるものもありますが、人間はビタミンCを合成することはできません。そのため、食事から取り入れなければならないのです。

ビタミンCが不足してしまうとコラーゲンを作ることができません。コラーゲンは美肌作りに欠かせないだけでなく、血管がもろくなってしまうので十分に注意しておきましょう。

他にも貧血や筋肉減少などを引き起こす壊血病のリスクも高まります。注意しなければならないのが、ビタミンCは一度にたくさん摂取したとしてもすぐに使われなかった分は体外に排出されてしまうということ。

だからこそ過剰摂取の心配がない成分とされていますが、不足しがちな栄養素でもあるので毎日意識して取り入れていくことが大切です。

参考: 公益財団法人長寿科学振興財団 健康長寿ネット:ビタミンCの働きと1日の摂取量

「A pilot study of potassium supplementation in the treatment of hypokalemic patients with rheumatoid arthritis: a randomized, double-blinded, placebo-controlled trial.」より

スギナにはカリウムが含まれています。カリウムは、体内の塩分であるナトリウムの濃度を調整するのにも働きかけてくれる成分なのですが、体内のナトリウム量が多いと高血圧や脳卒中といったもののリスクが高まってしまうため気をつけなければなりません。

その他の効果として、関節リウマチにもカリウムが働きかけてくれます。

慢性的な関節リウマチ患者の方を対象に塩化カリウムを含むグレープフルーツジュースを1ヶ月近く摂取してもらった実験があるのですが、こちらの研究では痛みの自己評価が改善したという結果が出ました。

関節リウマチを発症している患者さんは、そうでない方に比べると有意に低い血清カリウム濃度を有するとされています。

そのため、しっかりカリウムを取り入れることにより、状態が改善するのではないかと言われているわけですね。

実験の中ではカリウムを含んでいるクレープフルーツジュースを飲む群だけでなく、偽薬を用いたプラセボ試験も行なわれました。その結果、カリウムを取り入れていた群のうち、43.75%の方がプラセボ群に比べて33%低い疼痛強度となったのです。

この実験により、慢性的な関節リウマチの治療にカリウムが効果的なのではないかと考えられています。

参考: A pilot study of potassium supplementation in the treatment of hypokalemic patients with rheumatoid arthritis: a randomized, double-blinded, placebo-controlled trial.

※英文・参照元サイト名詳細不明

関節リウマチは免疫の異常が起きることにより関節に炎症が発生してしまう症状です。しかし、その原因はまだ明らかにされておらず、不明な部分も多いといえます。

免疫の異常にはストレスなども関係していると言われており、予防するのはなかなか難しいといえるでしょう。こういった複雑な症状でもある関節リウマチの症状緩和にカリウムが役立ってくれるのは見逃せません。

スギナに含まれる主な成分

スギナには、以下のような成分が含まれています。それぞれの働きについて紹介していきましょう。

サポニン

田七人参などにも含まれる成分として、知名度は高め。血液の中に含まれる悪玉コレステロールの値を低下させる働きがあります。ダイエットや生活習慣病の予防に役立ってくれるでしょう。

クロロフィル

植物の葉に含まれている葉緑素ですが、スギナは特にその含有量が高いことで知られます。血液をサラサラに浄化する働きがあるため、万病の予防に役立ってくれます。

カリウム

ミネラルの一種で、デトックス効果が高くなっています。むくみの防止や高血圧の予防策として有用です。またスギナには、カルシウムやケイ素などのミネラルも多く含まれています。

ビタミン

スギナには多くのビタミンが含まれていますが、特にビタミンCやビタミンB群の含有量は高め。ビタミンCの高い抗酸化作用は身体の老化防止をサポートし、ビタミンB群は美容に役立ちます。

管理人とスギナ

スギナはよく祖母が料理に彩りを加える目的で使っていた記憶があります。当時の私は、海苔かなにかだと勘違いしていたのですが、気づかないくらい馴染み良い味です。スギナを撮影するのは、朝露のあるような早朝をおすすめします。湿度の高いところに自生するため、朝は枝先についた露がキラキラとして、大変美しいのです。