松の葉

このページでは、松の葉の効能について調べています。

松の葉の特徴や効能を調査!

マツ科の植物は数多くなっていますが、日本国内で販売されている野草酵素商品に含まれている「松の葉」のほとんどは、「アカマツ」の葉であることが多くなっています。

アカマツは名称通り樹皮が赤みを帯びていることで知られており、国内では北海道と沖縄を除く全国、そして朝鮮や中国にも分布しています。

アカマツは庭木として人気があるほか、建築材として用いられることも多いのですが、その葉に薬効があることも、古くから知られています。

野草名 松の葉
学術名 Pinus densiflora
生育地 東アジア
形態 多年草
その他の特徴 松の葉は先が尖っており触れると痛みを感じますが、アカマツの葉は類似種のクロマツよりも柔らかいとされています。

その効能・効果

松の葉には、数多くの効能があることがわかっています。

まず高血圧の改善や動脈硬化の予防、そして脳卒中の予防など、血管や血流の場外が悪くなることで引き起こされる、生活習慣病の予防に役立つといわれます。

また抜け毛や認知症などの、老化現象を抑止する働きがあることもわかっています。

さらに美肌などの美容効果も期待できるようですよ。

出典元 健康茶の教科書 http://tea-healthy.com/variety/pine-needle-tea/#two

「薬理と治療」より

松の葉には「ケルセチン」と呼ばれる成分が含まれています。
これは健康な体を維持するためには欠かせないとされている成分であり、ポリフェノールの一つです。

近年人気の高まっている特定保健用食品に含まれていることも多いことから、健康管理に役立つことが想像できるでしょう。

例えば、ダイエットへの効能も注目されています。
緑茶でケルセチンを取り入れて効果を調べる実験では、22歳から65歳までの男性81人、女性119人に対して、プラセボ対照試験を行ないました。
プラセボとは偽薬のことで、有効成分が含まれていないものを摂取したグループと比較することにより、変化を確かめるものです。

12週間ケルセチンを取り入れたところ、ケルセチンを取り入れたグループの方が総脂肪面積と内臓脂肪面積の両方において有意に減少するとの結果になりました。

参考:薬理と治療

「ケルセチン配糖体の体脂肪低減効果」より

肥満者にケルセチン配糖体配合飲料を飲んでもらい、体脂肪率がどれくらい減るのかを調べた研究があります。この研究では、20歳以上は60歳以下の男女200名が対象となり、ケルセチン配糖体を含む飲料を飲むグループと、含まない飲料を飲むプラセボ実験での差を比べたものです。

1日1本、12週間摂取し、その結果をCTスキャンによって調べました。食事や運動などはそれまで通り行なった結果を調査したところ、摂取から走るおよび12週において有意な腹部前脂肪面積の減少が見られたのです。
これにより、ケルセチンが体脂肪の低減に役立つことが証明されました。

ダイエットをしているけれど思うような変化が実感できずにいる方にとっても、見逃せない結果だといえるでしょう。
もちろん薬ではないのでケルセチンさえ取り入れていればどんどん痩せるとはいえませんが、ダイエットサポートの一つになるはずです。

参考:(PDF)サントリーグローバルイノベーションセンター株式会社 研究部:ケルセチン配糖体の体脂肪低減効果[PDF]

「Lowering effects of onion intake on oxidative stress biomarkers in streptozotocin-induced diabetic rats.」より
(訳:ストレプトゾトシン誘発糖尿病ラットにおける酸化ストレスバイオマーカーに対するタマネギ摂取の低下効果)

糖尿病を発症しているラットの酸化ストレスとケルセチンの影響について調べた研究があります。
ケルセチンは玉ねぎにも豊富に含まれている成分ということもあり、ケルセチンが0.023%含まれている6.0%タマネギ食をラットに与えたところ、血糖値や酸化ストレス指標が改善されることがわかったのです。

参考: Lowering effects of onion intake on oxidative stress biomarkers in streptozotocin-induced diabetic rats.

「ビタミンCの働きと1日の摂取量」より

松の葉にはビタミンCも含まれています。ビタミンCといえば水溶性のビタミンであり、たくさん摂取したとしてもすぐに使われなかった分は体外に排出されるのが特徴。
ビタミンCは健康だけでなく、美容のためにも欠かせない栄養素として知られています。

例えば、コラーゲンを作る際にもビタミンCが欠かせません。不足した場合にはコラーゲンが足りなくなってしまい、肌がボロボロになったり、血管が弱くなったりしてしまうのです。

また、軟骨、毛幹細胞といったものを健康に保つ役割を持っている他、日焼けを防いだり、ストレスや風邪といったものに対する抵抗力を強めたりする役割も持っています。

近年は抗酸化作用にも注目が集まっていて、若々しく健康的な体を目指すのであれば、非常に重要になってくる栄養素だといえるでしょう。

注意しなければならないのが、体内にとどめておくことができない成分だということ。
一度に大量に摂取したとしても余分な分は尿として排出されてしまうため、こまめに取り入れていくことが大切です。

日常生活の中で口にする様々な食材に含まれている成分ですが、ストレスを溜め込んでいたり、喫煙をしたりしている方は体内でビタミンCが失われやすいので注意しましょう。

ビタミンC不足は様々な不調の原因にもなる

ビタミンCが不足してしまった場合には、小さな健康トラブルも起きやすくなります。
例えば、何でもないのにイライラすることが増えたり、顔色が悪いと指摘されたりすることがあればビタミンC不足を疑ってみましょう。

他にも貧血に繋がりやすくなったり、筋肉が減少しやすくなったりするというリスクもあります。心臓障害や呼吸困難に繋がってしまう恐れもあるので、極端にビタミンCが不足しないように注意していきましょう。

参考: 公益財団法人長寿科学振興財団 健康長寿ネット:ビタミンCの働きと1日の摂取量

「ビタミンAの働きと1日の摂取量」より

ビタミンAとは脂溶性のビタミンで、レチノール、レチナール、レチノインといったものの総称です。水には溶けませんが、脂質に溶ける特徴を持っています。
主要成分はレチノールです。抵抗力を強める効能があるほか、目や皮膚を健康な状態に保つために欠かせない効能を持っています。

更に、上皮細胞で発癌物質の効果を軽減するとまで言われているので、健康な体を目指している方にとっても見逃せない成分だといえるでしょう。もしも体内でビタミンAが不足してしまった場合には、暗いところで物が見えにくくなる「夜盲症」と呼ばれる症状に繋がってしまうことがあります。

これは、薄暗いところで視力を発揮するのに使われる物質を合成する際にビタミンAの主成分であるレチノールが欠かせない役割を果たしているからです。
目の健康を守るためにもビタミンAを取り入れていきましょう。

肌への影響

ビタミンAが不足した場合には、肌への影響も考えられます。例えば、皮膚が乾燥してしまうこともあるのです。
主に肌と目の健康に重要な効能を持っている成分なので、しっかり取り入れていきたいですね。

参考:公益財団法人長寿科学振興財団 健康長寿ネット:ビタミンAの働きと1日の摂取量

松の葉に含まれる主な成分

松の葉には、以下のような成分が含まれています。それぞれの働きについて紹介していきましょう。

クロロフィル

植物の葉に含まれている葉緑素ですが、松の葉はその含有量が高いことで知られます。血液をサラサラに浄化する働きがあるため、一回の発作で生命を脅かす、脳卒中や心筋梗塞などの生活習慣病予防に役立ちます。

ケルセチン

ポリフェノール/フラボノイドの一種で、高い抗酸化作用が期待できます。老化の防止に役立つのはもちろん、クロロフィル同様の血液サラサラ効果も高め。

テルペン精油

こちらも血液サラサラ効果がある成分で、さらに鎮痛/鎮静作用も高め。不眠症改善にも役立つといわれます。

ビタミン

松の葉には多くのビタミンが含まれていますが、特に抗酸化作用の高いビタミンCや、粘膜を正常に保つビタミンAが豊富です。