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野草【薬草】のおしごとと種類

このカテゴリでは、私たちの身近にある野草(薬草)の種類や効能について情報をまとめています。

野草(薬草)の種類とナチュラルパワー

道端や庭などに自然に自生している、野草。あまりにも身近な存在すぎて、その姿を気にも留めない人は多いでしょう。しかし、野草の中には漢方の世界で「生薬」として珍重されている薬草も、多く含まれています。

例えば、どくだみ。自分で植えた覚えもないのに、いつのまにか家屋の周囲などに生えていると、思わず「雑草」扱いしてしまいたくなります。しかしどくだみには、血流を改善し生活習慣病予防に役立つ成分や、高い抗酸化作用を持つ成分が含まれています。このほかにも、野草(薬草)には様々な効能があります。そのような、野草のナチュラルパワーを、健康な毎日のために活かしたいものですよね。

東洋医学から見た野草の効果

私が5歳の頃、祖母とよく散歩に出かけた。 虫が大好きな少年の私は、バッタやカマキリを見かけると勢いよく駆けていくのだが、決まって転ぶ。そんな私に祖母は、バンドエイドではなく、道に咲くヨモギを揉んで傷口に当て、包帯を巻いてくれた。

草むらで虫に刺されれば、ビワの葉を焼酎に漬けたものを貼られ、私の目に映る祖母はお医者さんだった。 そんな幼い頃の思い出を振り返ると野草は身近な治療薬だったのだと実感する。果たして、このような野草と人の共存関係は、いつの頃から形成されたのであろうか。 漢方医学などの元となる東洋医学の観点から、野草の効果について、検証していきたいと思う。

野草の歴史

そもそも植物と人との関わりは、文明が発展する以前から自然発生的に発生している。犬の散歩をしているときに、犬がおもむろに道端の草を食べ出し、調べてみると消化の悪いものを出そうとするために刺激を与える行為だとか。(所説ある模様) 人類も体調がすぐれないときに文字通り、藁にもすがる思いで自生する草花を口にしたのかもしれない。話は逸れたが、人類と野草の関係は、かなり古くから存在しているのである。

文明が発展していくと研究が進められ、医学の1つとして開拓されていくこととなる。日本へ伝来したのは、中国医学が始まりだといわれており、後漢(22-250年ごろ)の時代にまでさかのぼる。 中国伝統医学を「中薬」と呼び、中薬では、複数の生薬をブレンドして処方されることが一般的だった。その文化が日本へ渡ると、更に日本に合わせた方法でのちに「漢方医学」へと発展してゆく。 日本への伝来は奈良時代にもさかのぼり、鑑真によって伝えられたものだという。 やがてそれらの薬用植物は民間にも広く伝わり、様々な体系へと変化してゆくのである。

野草の効果

野草には様々な効果があるとされ、民間療法のほか、健康食品などでも利用されている。ポピュラーな野草の中でいえば、どこにでも自生する強力な生命力を持ったオオバコだ。 このオオバコ、漢方薬として「車前草」という名を持ち、その豊富な食物繊維から過敏性腸症候群への効果があるとされている。そのほかにも、オオバコに含まれる成分のひとつ、フラボノイドはポリフェノールの一種で、活性酸素を除去する作用から、高血圧予防にも効果があるといわれている。 オオバコの種子は動物実験によって、血圧低下に効果があることも証明済みだ。

オオバコだけでなく、ヨモギやイチョウ、タンポポなど、身近な野草には驚くべきパワーが秘められている。またそれらは、実際に成分の研究が進められ、薬効として認められているのである。 ただの野草と侮ることなかれ。灯台下暗しとはまさに野草のことをいうのである。

野草と現代

現代に入り、日本も西洋医学が多く取り入れられている。 西洋医学はしばしば漢方や東洋医学に対して批判的ではあるが、日本人が昔からなじんできた野草と漢方医学の結びつきは強く、その効果や効能はいくつも証明されてきた。

結果論でいえば、自分の悩みを解決したものこそが真実であり、そこに個人差があることは人間である以上、仕方がないことのようにも思う。 ただ、野草にはたしかに力があり、それらに助けられてきた人間がいることもまた事実である。

野草で○○が治るってホント?

上記の文章を読んで「野草にはそんなにすごい働きがあるの?もっと知りたい」と感じた人のために、より具体的な内容を紹介してみましょう。あなたが日々悩まされている症状の改善に、役立ってくれるかもしれません。

野草の冷え性改善効果

「いくら厚着をしても、手足が冷えて仕方がない」、「夏場でも手足が冷たくて、冷房の効いた部屋がつらい」など、冷え性さんの悩みは尽きません。野草には、冷え症を招く「血流の悪さ」を改善する成分が、多く含まれています。

まずは、よもぎ。血流改善に高い効果を発揮するビタミンEを多く含みます。また熊笹やスギナには、血液をサラサラにするクロロフィルが多く含まれています。ぜひ冷え性の改善へ役立てていきたいものですね。

野草の高血圧予防効果

高血圧は、生活習慣病の源となります。また、目立った自覚症状がないのも困りもの。会社などで行われる健康診断で、高血圧を指摘された方は、改善に向け、真剣に努力する必要がありそうです。高血圧の予防改善に役立つ成分を含む野草は数多いので、ぜひ注目を。

オオバコ、アマチャヅル、弟切草、どくだみ、銀杏、甘草、これらの野草には、フラボノイドという成分が含まれています。フラボノイドには、血圧を適正にコントロールする働きがあります。高血圧対策の有効な一手となってくれそうです。

野草のコレステロール上昇抑制効果

血中のコレステロール値上昇は、高血圧同様、生活習慣病の発症リスクを上昇させます。特に「油分の多い欧米型の食事や、ファストフードが好き」という方は要注意。野草の中には、コレステロール値上昇を抑制するために役立つ成分を含有する種類もあります。

まずは、スギナ。この野草には、血液の中に含まれる悪玉コレステロールの値を低下させるサポニンという成分が含まれています。ウコギやアマチャヅルなどの野草も、サポニンを含有していますよ。またカワラケツメイが含むシトステロールという成分にも、中の悪玉コレステロールを減少させる働きがありますよ。

野草のおいしい摂取方法

生で食べるのが理想だけど、自然の味は好みが分かれる。 だったら美味しく摂取できることを広めたい!そんな思いから、調理のレシピレシピ例を紹介します。

アカザの煮びたし

【材料】

  • アカザ一房
  • 醤油小さじ2
  • 油揚げ1/4枚

【作り方】

  1. アカザを食べやすいサイズに切る。油揚げは細く切る。
  2. 小鍋に1を入れて、1/4Cの水と醤油を入れて、ひと煮立ちさせる
  3. 味をみて、醤油でととのえる

引用元:https://recipe.rakuten.co.jp/
recipe/1770005235/?l-id=recipe_list_detail_recipe

たんぽぽ(葉)の胡麻和え

【材料】

  • たんぽぽの葉20g
  • 醤油小1/2(3g)●
  • 砂糖小1/6(0.5g)●
  • すり胡麻2g●

【作り方】

  1. たんぽぽの葉は洗って茹で、冷水にとってしぼる。
  2. 合わせた●で和えて完成。
  3. 味をみて、醤油でととのえる

引用元:https://recipe.rakuten.co.jp/recipe/
1890001856/?l-id=recipe_list_detail_recipe

野草おやき

【材料】

  • 小麦粉2カップ
  • 水1カップ半
  • 味噌大さじ2
  • はこべ1束
  • かんぞう半束

【作り方】

  1. 野草は小さくきざんで味噌とまぜる
  2. ボールに小麦と水をまぜて、1を加え、よくまぜる
  3. フライパンをあたためて、油をひいて、2をお玉半杯ずつ落としていく
  4. 片面焼けたらひっくりかえし、ふたをして弱火で10分焼く

引用元:https://recipe.rakuten.co.jp/recipe/
1770018073/?l-id=recipe_list_detail_recipe

わたしの野草図鑑

よもぎ

野草名:よもぎ

学術名:Artemisia princeps

生息地:よもぎは、北半球に広く分布している野草です。日本でも全国各地でその姿を見ることができます。食材として使用されたり、石鹸などの加工に用いられることもあるため、ハーブとして愛されている植物です。

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どくだみ

野草名:どくだみ

学術名:Houttuynia cordata Thunb

生育地:どくだみは東アジアや東南アジアに分布している野草です。日本でも初夏になると、そこかしこで見かけるなじみ深さがあります。濃い緑の葉と白く可憐な花には、慎ましやかな美しさが漂います。

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銀杏

野草名:銀杏

学術名:Ginkgo biloba

生育地:銀杏はアジアだけでなくアメリカやアフリカなどにも分布しています。日本では並木が作られることも多く、珍しさは感じませんが、世界的に見ると数が減少しており「絶滅危惧種」のひとつにも数えられています。

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スギナ

野草名:スギナ

学術名:Equisetum arvense

生育地:北半球の寒帯~暖帯に広く分布しています。スギナと聞いてピンと来ない人でも、春先に顔を出す「つくし」は知っているでしょう。つくしは、スギナの胞子茎であり、日本では川辺から畑地まで、いたるところに顔を出します。

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熊笹

野草名:熊笹

学術名:Sasa veitchii

生育地:熊笹は東アジアに分布している野草です。日本でもよく見受けられる植物で、特に北海道や本州の高原地帯に自生しています。ほかの一般的な笹同様、高さは1.5メートル近くにまで成長し、多くの葉を茂らせます。

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甘草

野草名:甘草

学術名:Glycyrrhiza

生育地:甘草は中国、ロシア、イラン、パキスタンなどに自生しています。その効能の高さから人工栽培が盛んな植物であり、日本は中国からの輸入に頼っているため、あまり自生している姿を見かけることはありません。

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エゾウコギ

野草名:エゾウコギ

学術名:Eleutherococcus senticosus

生育地:エゾウコギは、日本国内に自生する約7種類のウコギの中でも、寒冷な北海道のみで育ちます。ロシアや中国にも自生するため、漢方の世界で古くから重用されてきた歴史あり。また同様に高名な「高麗人参」もウコギ科の植物です。

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キダチアロエ

野草名:キダチアロエ

学術名::Aloe arborescens

生育地:キダチアロエは南アフリカやアラビア半島に自生している植物ですが、「寒さにも暑さにも強い」という特性を持つため、日本での栽培も容易。一般家庭の軒先に、アロエの鉢植えは数多く見かけられます。

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弟切草

野草名:弟切草

学術名::Hypericum erectum

生育地:弟切草は日本や朝鮮、そして中国などに自生する野草です。日本では山野で数多く見受けられ、切り傷の手当てなどに用いる薬草として、民間療法に活用されてきた歴史を持っています。夏には黄色い可憐な花を咲かせます。

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オオバコ

野草名:オオバコ

学術名:Plantago asiatica

生育地:オオバコは日本を含むアジア、そしてヨーロッパにも分布しています。日本では北海道や沖縄も含む、全国で自生。また中国の漢方の世界では「車前(しゃぜん)」という名前で、生薬として取り扱われてきた長い歴史があります。

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またたび

野草名:またたび

学術名:Actinidia polygama

生育地:またたびはアジアに自生する野草で、国内では沖縄以外の全国に広く分布。蔓性の植物で、枝に互生し合いながら成長していきます。またたびの枝や葉、そして実に含まれている成分が、猫を恍惚とさせることでも有名。

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ウコギ

野草名:ウコギ

学術名:Acanthopanax sieboldianus

生育地:ウコギはアジアやアメリカ、そしてロシアなど、世界的に分布している植物です。日本国内で約7種類が自生。特に中国原産の「ヒメウコギ」は平安時代に日本へ輸入され、現在まで種を繋いでいるようです。

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たんぽぽ

野草名:たんぽぽ

学術名:Taraxacum platycarpum

生育地:たんぽぽはアジアだけでなく、ヨーロッパにも分布している野草です。日本人にとっては「アスファルトのわずかな隙間にも入り込んで、根を張る、生命力の強い雑草」というイメージが強くなっています。

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アマチャヅル

野草名:アマチャヅル

学術名:Gynostemma pentaphyllum

生育地:アマチャヅルは東アジアから東南アジアにかけて分布している野草です。その名の通り、蔓性の植物。日本では住宅街でもどこからか伸びてきて、生い茂ることで知られており、雑草扱いされることも。

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アカザ

野草名:アカザ

学術名:Chenopodium album var. centrorubrum

生育地:アカザは世界中に広く分布している野草です。日本国内でも数多く自生しており、道端や畑などで、高さ1メートル以上まで成長することも。新しく生まれつつある葉が、赤紫色をしているのが特徴的です。

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スイカズラ

野草名::スイカズラ

学術名:Lonicera japonica

生育地:スイカズラは東アジアに分布しています。日本でも全国で自生しており、あちこちで見かけられる蔓性の植物です。5月から6月にかけて開花しますが、花の色は白から黄色へと美しく変化していきます。

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カキドウシ

野草名:カキドウシ

学術名:Glechoma hederacea subsp. grandis

生育地:カキドウシは東アジアに分布する多年草。日本でも全国で見られる、シソ科の野草です。蔓を伸ばして横方向に成長する植物で「垣根を通り越し、隣家へ侵入してしまう」という生態から、この名称が付けられたのだとか。

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カワラケツメイ

野草名:カワラケツメイ

学術名:Chamaecrista nomame

生育地:カワラケツメイは本州に自生する植物で、草丈は3060cm程度。土手や川原などに群生し、偶数葉状の複数葉に特徴があるのですが、近年は数が減少しているようです。マメ科の植物なので、さやえんどうのような実がなります。

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アケビ

野草名:アケビ

学術名:Akebia quinata

生育地:アケビは果実が食用されることもあり、人為的に栽培されています。日本国内では東北地方で生産されていることが多く、その9割が山形県産。秋に山形県へ訪れた際は、新鮮な旬のアケビの実を、ぜひ食してみると良いでしょう。

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アカメガシワ

野草名:アカメガシワ

学術名:Mallotus japonicus (Thunb.) Muell. Arg.

生育地:アカメガシワは本州~沖縄に広く分布している植物。成長すると高さ10メートル以上の高木になります。建物を壊した後の更地で、最も早い時期に芽を出す「先駆植物」のひとつであると考えられています。

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